プロローグ アイツとオレの初めての出会い。

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「ちっ、少しはやれんじゃね~の?」 なんで疑問系?もしかしてコイツの個性なのか?許せん!許せんぞぉ!! なんか知らぬ間にテンションが上がったが、 「1人でブツブツ呟いてんじゃね~の!」 あら、聞こえてた? と、疑問系男が殴り掛かってきた。仕方ない。 今から佐々木式ケンカの指南だ。読者の皆さんもこの方法は護身術になるから覚えておきな。ところで読者ってなんだ? 「おらああぁぁぁ!!」 相手は右手で殴り掛かる。おそらくは右利きだろーな。 俺はそれに左手をあてて右側に受け流す。これポイントな。これで相手は右肩あたりががら空きになる。 「ほっ!」 「ぐうっ!?」 右肩ががら空きだからそこから疑問系男の首に腕を掛け、相手の背中の方に倒しこむ。 これで相手は仰向けに倒れる。そこに… 「はぁ!!」 「がはぁ!!」 鳩尾に向かって正拳突き。 はい落ちた。
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