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ふふ、当たっちゃったよ。
予想通り過ぎてなんか笑えた。そもそもおかしかったのだ。
彼女が、白波蓮華が燈也をおいて学校にいくなんてよっぽどのことがない限りありえない。
つまり、あったのだ、よっぽどのことが。
「じゃあ、最初に自己紹介してくれ」
二人はニヤリと笑う。
燈也はいやな予感にぞくぞくしていた。やばい!と思って動きかけたときには二人同時に口を開いていた。
「白波蓮華」
「赤城 恋」
「「黒神家の長男の妻です!」」
机から身を乗り出して手を前に突き出して固まっている妙な体制の燈也に視線が集まってゆく。燈也はみるみる赤く顔を染めてゆく。
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