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「私は全然平気なんだけど…。それよりどうしたの？電話くれるなんて。」
「たいした用じゃないんだけど、なんとなく何してるかな？と思って。」
「そっかぁ…。
今仕事帰りだけど、今日はね。電車乗り過ごしちゃって…。
で、その時に夢見たんだ～。」
「どんな夢？」
「それが、誰かと待ち合わせしてたんだけど、待っても待ってもその人は来なくて、諦めようとしたとき携帯のﾊﾞｲﾌﾞが震えて、それで目覚めたんだ。だから相手が誰だかわからなかったけど、同じﾀｲﾐﾝｸﾞで先生から電話がきてびっくりしたよ。」
「なんか悪いことしちゃったね、誰と待ち合わせしてたか気になるでしょ？」
「うん、それは気になるけど…。でも先生から電話きてよかった！」
「どうして？」
「だってあのまま眠って最後の駅まで行ってたら、時間的に帰れないだろうし、泣きそうになってたと思うよ。」
「そうか。じゃあかけてよかったな。」
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