1230人が本棚に入れています
本棚に追加
突然かかってきた一本の電話。
受話器の向こう側から聞こえる8年前と何も変わることのない優しい声。
それは私が人生の中で最も愛した人、
『ジョウシマ リョウタ』だった。
「もしも~し…」
「もしもし、ジョウシマですけど…。」
「えっ?先生?」
「うん…お久しぶり…元気にしてた?」
「うん…先生は元気そう…」
「元気だよ…。」
8年ぶりに聞いた声に、
すごく嬉しくて、
ドキドキしてたまらなかった。
最初のコメントを投稿しよう!