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「先生…いきなり職場なんかに手紙だしてごめんなさい…。どうしても連絡がとりたくて…。」
「うん…突然でびっくりしたけど…。」
「なんで電話かけてくれたの？」
「ん…手紙もらってから、かけるかどうかずっと悩んでたんだ。だけど、ﾌとした瞬間にかけてみようって思って、気づいたらｺｰﾙしてた。」
「そうなんだ…。本当にありがとうね？すごく嬉しい…」
「そんなに喜んでもらえると俺も電話して良かったよ。」
「…」
「…」
長い沈黙が続く。
人気のない帰り道、
夜の静けさの中、私のﾄﾞｷﾄﾞｷだけが聞こえてしまいそうだった。
話したいことはたくさんあるはずなのに、言葉にならない…
「なんか、話したいことがありすぎて、何から話したらいいかわかんないや…」
そんな気持ちは先生も一緒だった。
「そうだね…8年ぶりだしね…。」
「…」
「…」
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