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ヴーン ヴーン…
もうすぐ家に着きそうなところで携帯が鳴りだした。
「はぁい」
「ハル、お疲れ。なんで先に帰んの?テスト悪かったとか?」
「あんまし良くなかったかなぁ…。よくわかんねぇけど。ナツキは?」
「よゆー(笑)これは絶対合格だな。俺が自信あるくらいだからハルも大丈夫て」
ナツキとは高校からの付き合いで俺の親友。普段からムードメーカー的な存在だが、なかなかの男前。同い年とは思えないほどの顔付き。
今日もホントは一緒に帰る予定だったが、俺は何も伝えずに帰ってしまったがナツキは特に気にしていなかった。
「相変わらずナツキはテンション高いなぁ」
「だって受験終わったんばい、てかハル明日暇?洋服でも買いに行くばい。」
確かに受験終わって明日は休み。とりあえず予定もなかったから
「あー…わかった。じゃあ1時くらいにいつものとこで。」
「了解。ならまた明日。」
こんな感じで電話が終わり、明日はナツキと街に遊びに行くことになり、俺は家に帰り着いた。
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