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でも、
その沈黙を破ったのは、
告白して来た知らない奴。
「…………一目惚れです」
「……………はぁ…」
なんとなく応じてしまう。
「好きなんです」
「オレ、男です」
「知ってる。ウチはとりあえず男子校だし…」
「オレ、あなたの事、知りません」
「隣のクラスの"神代 海月"だ」
「………じゃぁ、神代君…」
「海月で良い。好きだ。俺と付き合おう」
「無理です。ごめんなさい」
再びの告白。
同じ即答の応え。
「じゃぁ、まずは友達から、お願いします」
二度も即答で断られて居るのに、
諦め切れない海月の言葉。
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