第2章

8/15
前へ
/207ページ
次へ
「ヨコセ、ソイツノレイリョク」 鬼は確実に俺を狙ってる。 今まで悪霊や妖怪といった類なら何度も退治してきた。 だけど、鬼なんて初めてで俺はどう対処すればいいのか分からない。 「下がっていろ。俺がやる」 蒼志が俺を庇うように前にでた。 俺も一応、いつでも攻撃できるように精神を集中させる。 しばらく蒼志と鬼との睨み合いが続いた。 「ヨコセ、ヨコセェェェ❗❗」 ついに痺れを切らした鬼が蒼志に襲い掛かった。
/207ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1172人が本棚に入れています
本棚に追加