第2章

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「よせっ❗そいつは上級の妖だ❗❗」 今までクールだった蒼志があれだけ声を張り上げてるんだ。 だから、あの鬼はきっとかなり強いんだと思う。 だけど俺は蒼志を置いて逃げるなんてできない。 「オマエノチカラ・・・ヨコセェェェ❗」 鬼が手を振り上げる。 俺は札に念をこめる。 「ウガァァァァ❗❗」 手が振り下ろされる瞬間、俺は札を鬼へと投げた。
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