第2章

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「鬼は霊力の高い人間を好んで喰らう。特にお前みたいなやつをな。 その札、みせてくれないか[?]」 「構わないよ」 俺は札を渡した。 「この紋様、血で書いてあるのか[?]」 「あぁ、俺の血で書いてあるんだ。 退治に使う時の道具は全て書いてある」 そう答えると蒼志は札を返した。
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