第3章

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それからずっと、必ず10枚くらいは持ち歩くようにしていた。 いつどこででるか分からないからな。 以前、学校から登下校中に襲われた時もあったし、遊びに行ってる時も襲われたことがある。 「神主の血は特別な力を持ってるかわりに、その力を狙われやすい」とじいちゃんが教えてくれた。 周りの気配を敏感に感じ取らなければいけないのは、始めは精神的な疲労がたまった。 けど、半年もすれば慣れてしまった。
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