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しょーのくんの部屋はごくごく普通の部屋だった。
好きな音楽・愛読書・好きな色とかの今まで知ることのできなかったものが目に飛び込む。
部屋に入ると同時に甘い恋の歌をかけるしょーのくん。
その歌、いいよねあたしも好きだよしょーのくん。
生きていた頃、しょーのくんを想いながらいつも聴いてたよ。
嬉しくて。
同じものが好きだったのが嬉しくて。
でも、微笑みたいけど、微笑めなかった。
いまのあたしじゃできないみたい。
それでもあたし幸せだよ。しょーのくん。
しょーのくん。
一緒にいるんだよ。あたし。
しょーのくん。
幸せ。
あたし。
幸せ。
恋人のつもりであたしはしょーのくんの横顔に寄りそう。
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