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命刻が尊秋多学院に編入試験を受ける少し前の夕飯
「義父さん、1つ言いたいことがあるんだ」
「もしかして、私が作ったカレーが辛かったかな?ん?」
「いや、辛さはちょうどいい。
問題は編入試験前に書く書類なんだ。」
「何か問題があるのか?ん?」
編入試験に向けて全竜交渉部隊の面々に勉強を教えてもらっているので問題はないはずだが……
「父親の職業欄だ。
義父さんは【軍】を解散させたんだから今無職なはずだ。
Low-Gでは元9th-Gの大将軍という肩書きは通じないからな」
「ふむ、そのことか。
義父さんもそう思って探していたところだから安心しなさい」
もちろん、ハジは何も考えてなかったし、就職活動もしてなかった。
「本当だな?」
「も、もちろんだ。」
こうして無職のハジは仕事探しを始めた。
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