第七章

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少女は自分達を殺そうとした。 敵なのかもしれない少女が 男の心からは一切離れなかった 寝ていても、起きていても。 あの少女が瞼に焼き付いたように離れなかった おかげで今日は刀が腕を掠る怪我を負った。 自分が悪いのだが。 仕事も遊びも一切手に付かなかった。  
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