第七章

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土方の部屋の襖を開ける。 男を迎えたのは煙管の白い煙であった。 「!!……ごほっ!!」 驚く男。口に手を当てて咳き込む。その男の様子を土方は見ることもせず。 「どうした?」 筆を紙に走らせながら土方は男に問うた。 「ちょっと聞きたい事がありまして」 「なんだ」 無愛想に言いながらも座布団を男に投げる土方 「人斬り鬼橙は敵ですか?」  
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