第一章

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「綺麗な切り口ですね…」 沖田もまた見とれていた 体は真っ直ぐ一線に斬られており躊躇を感じさせなかったのである 「事件ですねぇ………」 はぁっとため息をつく 「沖田先生!!!」 1人の隊士に呼ばれた 「何でしょうか?」 呼ばれた方へと近付く 「この花が斬られた者の胸の上に置いてありました!!」 見せられたのは 一輪の花 「これは……?」 「鬼橙と言う花です。」 何故に花………ーー 意味があるのかさえも分からない、ないかもしれないのだ  
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