第六章

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「ども よろしくッス」 素っ気なく言葉を返す。中岡の顔は理都の言葉に反応し赤色へと変わっていった。 「これ……あげるき!!」 中岡の手の上にはガラス玉のついた可愛らしい簪が乗ってあった 「慎太郎!! “ぷれぜんと”か!! ようやったき!!」 いつの間にか坂本が中岡の横にいて中岡の肩をバシバシと叩く。中岡は痛みに顔を歪ませた 「坂本さん presentですよ」 正しき発音で返す理都 坂本が理都の手を握ろうとしたとき高杉と吉田が割って入った  
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