種~プロローグ

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歌声が響く。 それは、とても透き通った声。 僕の、悲しみや罪を包んでくれるような、声。 その歌声に、僕は癒され…惹かれていた。 そう…声以外、何も知らない。 話す声も、顔も。 なのに僕は…君の歌声に、既に捕われていたんだ。
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