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「あと、薬草とかあればいいな…なら、必要な物があればここにある商品を買っていきなさい」
「えぇっ!お金とるの!?」
「当たり前だ。こちらも商売なんだよ。…すまないね」
「うぅ…」
そして、キリエはガックリと肩を落とした。
しかたないのでとりあえず、万が一に備え、薬草とあと必要な道具を揃えて準備を整えた。
「じゃあ、おじさん。行ってくるね!」
「いいか?無理するんじゃないぞ!?」
「わかりました!」
カラン―…
心配するおじさんをよそにキリエは元気な声で返事をし、砂鏡洞へと向かった。
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