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「私、あんた嫌いなんだけど」
「そうなの?」
小首を傾げる。
あぁ…うざい、気持ち悪い。男が小首傾げんなっ!可愛さアピールしてんのかっ!
鳥肌がザワワと駆け巡る。
「あんたの行動全てが嫌い」
「うわわ、全否定!……でもなんでそんなに僕嫌いなの?悪い事した?」
「してないよ。だけど生理的な受け付けられないのあんたが」
「僕はちぃちゃん好きなんだけどな…」
「はぁ~?」
勘弁して…
助けただけで好かれたらたまったもんじゃない。
「あんたみたいなオカマ好きにならない」
「おっ…オカマ!」
さすがにそれはショックだったみたいだ。ガーンという効果音が背後から聞こえるくらいショックを受けている。
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