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「だって女みたいじゃん。女の子の群れに入って遊んで。気持ち悪いよ」
「それさべつだよ」
「だって気持ち悪いんだもん。しかもへらへらしてうざいキモイ」
「ひ…酷いよぉ~」
さすがに泣いて嫌いになるだろう私を。
そう思ったのにこの男は小学校三年、転校するまで最後まで私に懐き、好いていた……
嫌がらせに黒板消しを頭に乗せたり、筆箱や上履きを隠したり、ノートを捨てたり泥水かけたりしたのに、あれはタフだった…
最後まで気に入らなかった。
そしてあいつの存在を忘れ、気付けば高校二年。
夏休みが終わり、また退屈な学校かと憂鬱だった時に、転校生がきた…
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