スプレー

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スプレー

ヤクザが振り向き、お兄さんに殴りかかろうとしたところ、急に膝から崩れ落ちた。 手に小さな、そう、メガネクリーナーのミニ位のスプレーを持っている。 😃「さぁ!早く…」と言うか否や、手を引っ張って、反対側の改札口を出た。 駅員も他の客も誰にも、見られず気づかれず。 六角橋の神奈川総合大学(仮名称)のカフェテラスで一息ついた。😃「ありがとうございました」 😃「イヤイヤ! 大変な目に会ったね😃大丈夫?」 😃「ハイ、大丈夫です。ところで、彼は何故、急に倒れたのですか?」 😃「それは、秘密㊙、でも、この小さなスプレーの液を、ひとかけで、そう、2時間は寝る。」 😃「ヘェ~㊙スンゴイですね」 😃「でしょ」
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