1⃣ 自称×『ACE』_1話_この物語の主人公を務めます

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BCはパスを捌こうとするもAチームのDFが全てのパスコースを潰していた BC「ぐっ!」 バッシィ!! 浅野のスティール! 前方の佐藤は既にハーフラインを越えていた 浅野のパスが通り、佐藤が楽々レイアップを決める BC「くそ!!」 その後はAの執拗なDFの前にBは多少強引なシュートと、BCの個人技でしか点が取れず 逆にAは、時にBCのブロックに合う等があったが、浅野を中心にほぼ確実に得点を重ねた 10分一本の5対5を終えた頃には A27ー8B 伊東「やっぱりAは強いな、ベンチメンバーとやってこれだけ点差がつくのはヤバイよね」 新川「うーん、単にBのメンバーがだらし無いだけだと思うけど」 伊東「おまえなぁ、Bはセンターの先輩以外全員3年だぞ!?しかもスポ薦!!Aが強すぎるの!」 新川「確かにAは強いよ。でも俺と伊東が入れば勝てると思うけどね…」 伊東「ばーか二人メンバー変わっただけでなにができるんだよ、確かにエースが入れば少しは違うかもしんないけど」 新川「エースって、まだEにも入ってないくせによ」 伊東「ぐっ…」 新川「俺達が入ればセンターの平森さんがもっと自由になれるはず」 伊東「平森さん?」 新川「平森さんは間違いなくこのチームの、エースセンターだ」 CーD、EーDの試合が終わりラストにAーBの試合が始まるようだ この試合形式で行われる5対5の勝敗は評価に直接関係しないと柳監督は明言している しかし、上ランクのチームが下のランクのチームに負けることは、チームに大きな影響を与えてきた その一例がこれから二人のルーキーにより実演される
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