大好きな先輩~美羽~

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美羽「だって、放課後は先輩との癒しタイムなのに………。」 智佳「早く終わる様に、一緒に謝ろうか??」 美羽「本当!!?」 智佳、優し~い。 飛鳥「智佳、甘やかしたら駄目だよ。 そんな事したら、またやるから八神にコッテリ絞ってもらった方が美羽の為だよ。 智佳だって、部活遅れれし。」 美羽「飛鳥の鬼!!」 飛鳥「鬼で結構。」 きっぱりと言い返されると、もう言えないじゃん。 飛鳥には敵わない。 結局、放課後まで八神への言い訳を考え、職員室へ向かった。 はぁ~~~、嫌だなぁ。 職員室のドアを握っても開ける勇気もなく立ち止まっていた。 「邪魔だ。」 後ろから、八神の声がした。 美羽「ギャー!!」 思わず、声を上げてしまった。 八神「橘か……。 元気だな。まぁ入れ。」 八神が、職員室のドアを開けて席まで歩いて行った。
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