大好きな先輩~美羽~

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2時間の読書Timeを過ごしてから、部活が終わった。 隼人先輩目当てで入った部活だったが、この数ヶ月ですっかり本が好きになっていた。 恋愛小説中心にはなるが………。 智佳も飛鳥も、目を丸くして、私の読書風景を見ている。 隼人「橘さん、帰らないんですか?」 いつの間にか、隼人先輩が目の前に立っていた。 美羽「あっ………。」 もう少しで、ストーリーの結末が分かる。 家に帰れば読めるけど。 隼人「僕も、もう少し読んでいたいので付き合ってくれますか?」 えっ………。 そう言うと、隼人が美羽の目の前に座って本を読み始めた。 隼人先輩優しいなぁ。 そう思いながら、続きを読み始めた。 全部読み終えたのは、1時間位経っていた。 窓から空を見上げると真っ暗。
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