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隼人先輩を見ると、肘をついたまま居眠り。
起こした方がいいよね………。
私の為に、待っていてくれたんだし。
それにしても。
やっぱりカッコイイ、私の王子様だよ。
眼鏡だって、ダサくない様にちゃんと使いこなして。
その眼鏡の下のまつげが、かなり長い。
先輩、ニキビとかならないのかなぁ。
凄い肌が綺麗。
先輩が寝ているのをいい事に、じっくり観察。
まだまだ見落としてる、隼人先輩の秘密はないのかな??
整った寝息がぴたっと止まった。
そして、ゆっくり目が開いた。
あっ!!!目が合った。
なんて暢気な事を思ったのもつかの間。
先輩との、顔と顔との距離が異常に近い事に気がついた。
美羽「あっ!!!」
急いで、顔を反らした。
隼人「寝て………た?」
寝ぼけているのかな???
顔を近付けていた事を何も言わない。
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