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定達がフェラルの所在を掴み、北の森を目指し始めた頃…
既に北の森では死闘が繰り広げられていた!
~北の森~
「はぁ…ふん!」
一人の男の拳が巨大な―大きさにするなら人と同じ位か少し大きい位のイモムシに似たモンスターの横腹を貫いた。
「ギュワ!」
イモムシに似たモンスターはその一撃により口から体液の様な物を巻き散らし地に沈んだ。
だが…
「一体何びきいやがるんだ…」
男はゆっくりモンスターから手を引き抜くと周りを見渡した。
そこには同じ形態のモンスターが所狭しと何十体も構えていたのだった…
「やれやれ嫌になるねぇ」
男は心底嫌そうな顔をした。
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