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まず、彼等は森の入口付近ではその姿はおろか、気配さえ感じさせなかったのだ。
そして入口からかなり奥の方に入って始めて彼等は一斉に現れたのだった。
しかも、森の中でも比較的開けた場所で大人数が優位に戦えるような場所でである。
更に今の戦法に動き、まさにこれは今までの、少なくても同じモンスターには見られなかった動きであった。
「セリカの件も気になるしな…」
そして、セリカから聞いた新たな脅威の出現…フェラルはこれらを同一の線ではないかと考え始めていた。
「まぁ…とにかくまずはここから抜けるのが先か…」
フェラルは再びイモムシの群れに飛込んだ!
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