一週間後…

3/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
山田「夜空を見上げて見えた星に"蟹江敬三2号"、"蟹江敬三3号"…って順番に名付けていくねん」 田中「おもんなッ!っていうか、それやったら別に蟹江敬三やなくてもええやないかッ!」 山田「そうやねん…せやから参加者の1人が隠れて"エビちゃん"に感謝してたんが、主催者に見つかって120%の力でしばかれててん…」 田中「お…恐ろしい催しや…主催者は誰なん?」 山田「蟹江敬三…」 田中「本人ッ!?」 山田「…あ、そうこうしてる間に着いたで!新しい家にッ!」 田中「…え?ど、どれが…家なん?まさかまた、ここに落ちてるストローとか言うんちゃうやろな?」 山田「先言うなやッ!」 田中「…また言おう思てたんや…てか、都合良くストロー落ちてるな~」 山田「……」 田中「……」 山田「前もって俺が置いてん…」 田中「やっぱりな!…で、どこが家なん?ここ、延々、草っ原やけど…」 山田「…あそこの山からあっちの山までが俺の土地やで!」 田中「え゙っ??」 山田「…家は、あの奥に見える屋敷で…」 田中「お前どんだけ金持ってたんやッ!!こんな土地買うお金あったのに、何であんな狭いとこで住んでたんやッ!!」
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!