11人が本棚に入れています
本棚に追加
少年は1人で
壁にボールを投げ、
キャッチボールをしていた。
すると…
「1人じゃ寂しいでしょ?
お姉ちゃんが一緒に
キャッチボールしてあげよっか?」
どこかのチームの
キャップを被った
グローブを持った
見知らぬ女が話しかけてきた。
「ほんとに!?
1人でするの飽きてたんだ!!
お姉ちゃんも一緒にしよ!!」
少年は何の危機感も持たず、
女性を誘った。
「お姉ちゃんの名前は
河下枝里。
君の名前は??」
「俺の名前は
近久俊!!」
「俊君ね!!
じゃ、始めよっか。」
「うん!!」
ふたりは適当に距離を取り、
準備をした。
最初のコメントを投稿しよう!