プロローグ

2/3
前へ
/53ページ
次へ
少年は1人で 壁にボールを投げ、 キャッチボールをしていた。 すると… 「1人じゃ寂しいでしょ?  お姉ちゃんが一緒に  キャッチボールしてあげよっか?」 どこかのチームの キャップを被った グローブを持った 見知らぬ女が話しかけてきた。 「ほんとに!?  1人でするの飽きてたんだ!!  お姉ちゃんも一緒にしよ!!」 少年は何の危機感も持たず、 女性を誘った。 「お姉ちゃんの名前は  河下枝里。  君の名前は??」 「俺の名前は  近久俊!!」 「俊君ね!!  じゃ、始めよっか。」 「うん!!」 ふたりは適当に距離を取り、 準備をした。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加