-Prologue-

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僕の名前は真奈 今は中学2年生。 僕の人生は色々あった 群馬の小学校では 虐めも時々あったが みんなと馴染めていたし 割と普通に暮らしていた。 小学2年生の始まりに 親の仕事の都合で 僕だけが北海道へ 戻る事になった。 北海道に来て お祖母ちゃんと 2人で暮らし始めて 最初の方は毎日泣いた 親がとっても恋しかった 南幌小学校と言う小学校に 行く事になった。 僕が教室入った途端 「え~、女かよぉ」 そんな声も聞こえてきたが 僕は気にしなかった 南幌小学校に通って 数週間、 大分みんなと馴染めた 友達も出来た。 学校って楽しいな その時はそう思ってた。 僕が3年生になった頃 その日は 普段通り学校に行った 授業も普通に受けた 3時間目の図工の時間 みんなで段ボールの棚を 作った。 「はい、これで図工の時間 を終わります」 教科書と筆箱を持って 教室に帰ろうとしたら 僕の筆箱が無くなっていた あれ? いくら探しても 見つからない.... 必死に図工室の中を 探し回った。 すると段ボールの棚の近くに 二人の女子が居た。 「どうしたの?」 「真奈の筆箱がないんだ」 「私達は知らないよ」 「そっか...」 「教室に帰ったら?」 「探してから帰るよ」 「ふ~ん..」 「筆箱探したいから そこよけてくれる?」 「やだ!!」 「なんで?」 「ひ、秘密...」 「もしかして、 真奈の筆箱そこにあるの?」 「絶対ないよ!」 「じゃあなんで?」 「もぉ、うるさいなぁ」 そう言い放つと二人は 僕を突き飛ばした。 僕は図工室の床に 頭を打った... とっても痛かった。 結局、先生に言って 筆箱は戻ってきた。
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