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毛沢東
1964(昭和39)年7月、日本社会党の佐々木更三委員長らを団長とする訪中団が毛沢東主席と会談した。佐々木更三委員長が例によって「どうも申し訳ないことをしました」と謝罪したところ、毛沢東主席は「何も謝ることは無い。日本軍国主義は中国に大きな利益をもたらしてくれた。『お陰で中国人民は権力を奪取することができた』。日本軍なしにわれわれは権力を奪うことはできなかった」と答えた。これは東大近代中国史研究会訳の『毛沢東思想万歳』という資料に出てくる話である。
とう小平
1977(昭和52)年に三岡健次郎・元陸将がとう小平さんと会談して際、とう小平は「日本は中国を助けたことになっている。日本が蒋介石を重慶まで押し下げてくれたので、われわれは日本軍の占領地域の後方に広がった。皆さんだけを責めるのは不公平と思う」と発言している。
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