―参―

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其れから 私は寝てしまったようで 翌日 千紗都に起こされました。 千紗都には、いつもの好奇心は無く 廊下で寝ていた私も 特に物を言われる事は有りませんでした。 朝食の時 昨晩の事を思い出して居ました。 首が堕ちた彼女は何者だったのでしょうか? 祖母の言っていた『鬼』とは 彼女の事だったのでしょうか? 私は頭の中を乱したまま 祖母の火葬をすまし 母に連れられ家へ帰りました。 父は結局来ませんでした。 仕事の間柄仕方なかったのでしょう 私が祖母の家から帰る時 千紗都が一度だけ 私の名を呼びました―…
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