71103人が本棚に入れています
本棚に追加
/1370ページ
遠江に入領し、
数時間ほど
経っただろうか・・
私の目の前へと
黒い影が颯爽と
飛び込んでくる。
曲者か!?
・・と、一瞬思い
私の周囲は何やってんだ!
と、心中にて叫んだが
その影に対して
さえだけが反応し、
小さな刀を脇から抜き
その影に向かい
突きつけていた・・
そして、さえは
突きつけた小刀を
仕舞い込みながら
その飛び込んできた影に
こう口を開いた。
さえ「アカベか・・」
そう、私へと
飛び込んできた黒い影、
それは
アカベのようだった・・
最初のコメントを投稿しよう!