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数日後、私たちは
久々に駿府へと
足を踏み入れる。
ああ、この空気・・
この駿府だけは、
何故だか
別世界のようである。
なんか、
ノンビリとしている。
そりゃあ、この時代だけに
農民たちも苦しいが
他の領地に比べると
笑顔が多い気がする。
まあ、あくまで
私の偏見であるが・・
こんな平和な駿府に
上杉謙信など
入れさせるものか・・!
私たちに笑顔で手を降る
子供たちに
手を振り返しながら
そう、心に言い聞かせたので
あった・・
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