第二章

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「こんばんは」 そいつは月光をあびて私の目の前に立つ。 私がはっきりそいつをとらえた瞬間、 「…!!!!」 一瞬輝いてみえた。 もしかして、これが運命の人だっていう証拠の光!? あの妖精がいってたのは本当だったんだ!! 一瞬だったけど、今のは絶対気のせいじゃない…… 「どうされました?お姫様?俺の顔に何か?」  どうやらずっと見つめていたらしい。 そいつは、何がおかしいのか口角をあげて笑っている。
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