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「こんばんは」
そいつは月光をあびて私の目の前に立つ。
私がはっきりそいつをとらえた瞬間、
「…!!!!」
一瞬輝いてみえた。
もしかして、これが運命の人だっていう証拠の光!?
あの妖精がいってたのは本当だったんだ!!
一瞬だったけど、今のは絶対気のせいじゃない……
「どうされました?お姫様?俺の顔に何か?」
どうやらずっと見つめていたらしい。
そいつは、何がおかしいのか口角をあげて笑っている。
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