†第1章†

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      伊織『………………まじ?』 戒恵『せや』 幸村「……?ι」 しばらく沈黙が訪れる だが次の瞬間 ――シュタっ… 佐助「旦那~って…狐?」 真田十勇士の長、猿飛佐助が現れた。 そして2匹を警戒してクナイを構える 口を開こうとした佐助を遮り、幸村は恐る恐るといったように2匹を見据えて口を開く 幸村「…、そなたたちはお館様とどういった関係でござるか?」 戒恵『友人やで?信玄とはもう15年の付き合いになるんよ』 伊織『たまに酒のんだりするしな』 幸村の問い掛けに答え少し尻尾を揺らす。 その姿からは先ほどの冷たい視線や空気が感じられず、佐助もクナイを下ろした。 伊織『あ~、そういえば信玄は元気か?』 伊織の言葉に戒恵も「久々に会いたいなぁ~」とのん気に続けた。 だが1人、熱く(暑苦しく?)燃え上がっている人物がいた。 ……………………幸村だ。 .
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