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伊織『………………まじ?』
戒恵『せや』
幸村「……?ι」
しばらく沈黙が訪れる
だが次の瞬間
――シュタっ…
佐助「旦那~って…狐?」
真田十勇士の長、猿飛佐助が現れた。
そして2匹を警戒してクナイを構える
口を開こうとした佐助を遮り、幸村は恐る恐るといったように2匹を見据えて口を開く
幸村「…、そなたたちはお館様とどういった関係でござるか?」
戒恵『友人やで?信玄とはもう15年の付き合いになるんよ』
伊織『たまに酒のんだりするしな』
幸村の問い掛けに答え少し尻尾を揺らす。
その姿からは先ほどの冷たい視線や空気が感じられず、佐助もクナイを下ろした。
伊織『あ~、そういえば信玄は元気か?』
伊織の言葉に戒恵も「久々に会いたいなぁ~」とのん気に続けた。
だが1人、熱く(暑苦しく?)燃え上がっている人物がいた。
……………………幸村だ。
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