†第二章†

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      その頃佐助は… 武田「そうか、伊織と戒恵が…」 顎に手をあて懐かしそうに微笑む信玄 その姿からあの狐達は嘘をついてはいないと感じ取った佐助は口を開く 佐助「大将、その狐さん達にはどうしてもらうんですか?」 武田「うむ、ならば上田城に招き入れるのだ佐助!!」 「儂もこれから上田城へ向かおうぞ」といい立ち上がる信玄に佐助は「御意!!」と返し姿を消した                   佐助が幸村達の元にもどるとそこには悲惨な状態が広がっていた 戒恵『し、忍の兄ちゃん…助けt…』 幸村「お館様のすごい所はこれからでござるよ戒恵殿」 ――ズルズル 「いややぁぁあ!!!」という悲鳴をなかったことにしもう一つの屍、伊織のもとへ向かいボサボサになってしまっている毛並みを整える 佐助「何があったのさ、コレ」 伊織『赤いのが信玄についてを熱く語り続けてるからだ』 そう呟く伊織は不機嫌で佐助も苦笑いするしかなかった .
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