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白銀「昶君ったら…そんなに私と2人っきりになりたかったんですか?」
ふと耳元に響いて来た声にバッと隣に顔を向ければ白銀の顔が近くにありその表情は意地悪い笑顔だった
昶「おまっ…何考えてんだよっ!!あんな所で…っ」
腹が立つやら恥ずかしいやら色々な感情が湧き出て来る…
白銀「そんなの昶君の事に決まってるじゃないですか…ふふ…真っ赤になって可愛いですね…」
微笑みながら白銀は俺の頬をするりと撫でてくる
昶「っ…からかうなよっ!!」
くすぐったいような何とも言えない感じが体を襲う…。思わずその手を振り払い俺は後ずさった
白銀「からかってなんかいませんよ…好きな人の事を考えて何がいけないんですか?」
「っっ…!んぅっ…」
手を払われたことは気にも留めずに真顔になり
白銀は後ずさる俺の腕を掴み自分の方へと引き寄せては俺の頭に手を添えて少し強引に唇を塞いだ
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