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シオンは秘密基地に帰ると
「あの子、可愛いかったなー。明日、あの子に話しかけてみよ。」
その時、黒い羽の妖精が現れる。
「殿下、楽しそうですね。」
「クラハか。花嫁候補を見つけた。」
クラハは嬉しそうに
「おめでとうございます。殿下。」
「明日、声をかけてみようと思う。」
「殿下の花嫁になれるなんて、その方は幸せものですね。」
「そうか?でも、可愛いかったなー。」
そして、翌朝。シオンは鏡に映った自分を見て
「何だこれはー。」
クラハは目擦りながら
「殿下ー。朝っぱらから何騒いでるんですか?」
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