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無意識に追っかけてたんだ。
身体が勝手に動いてたんだ。
追っかけたからって仁がどうなる訳じゃないけど
仁に彼女がいるのは変わらないけど
さっきまで隣に感じてた体温が恋しくなった
それがなくなって
誰か違う人のものになるのが嫌でたまらなくなったんだ
しょーがないじゃん
好きなんだから。
仁の背中を追いかけながら
自分に言い聞かせた。
でもさ。
俺にじゃない愛の言葉。
……聞くのはやっぱりつらいよね。
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