第二十四章 西上作戦。

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-岐阜城- 信長(家康に援軍三千を送ったが...それだけでは武田は止めれまい!!わしが畿内を方付けるまで籠城で踏張ってもらわねば...) 近衆(確かに..徳川殿の軍と合わせても武田の軍勢には及びませぬし..) 信長(くっ!!畿内の事が無ければ大軍を持って三河まで進軍するものを...敵ながら流石は信玄じゃ!! この機を逃すまいと全軍を持って動くとは...) -浜松城- 佐久間(家康殿!!お待たせ致したな!!我が主の命にて馳せ参じた次第!!) 家康(真にありがたい事でござる。しかし..流石に近畿に兵を分散せねばならぬ為.織田殿も大変でござるな!!この状況での援軍痛みいる。) 佐久間(いかにも!!浅井.朝倉.本願寺.紀伊の雑賀衆.堺.四国の三好に大和の松永.畿内の大名や諸将のほとんどが我が織田家へ対抗していまする。唯一.当家に味方するは三河の徳川家のみ!!本来.信長様直々に大軍を持って三河に進軍致すのでするが..畿内に手一杯でござる故!!) 家康(わかっておりまする。今は.当面の敵の事で両者手一杯でござりまするな!! いずれ畿内を押さえれば織田殿が大軍を発するでござろう。) 佐久間(いかにも!!それとお館様からの伝言にござりまするが.籠城で時を稼ぐようにと..機がくれば大軍を持って援軍に参るとの事にござりまする。) 家康(わしも籠城しか無いと思い城に籠もるつもりでござる故。)
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