第二十四章 西上作戦。

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偶然にも遭遇してしまった,本多隊.内藤隊だった。。。 本多忠勝は,家康軍と内藤軍を逃す為.自ら殿を務めたのだった。 馬場(行けぃ!!逃すでないぞ!!) 馬場隊(おおぉぉぉ---!!) 勢い付き突撃する馬場隊の猛攻を耐えながら必死に本多隊は殿を努めていた。 地の利も悪い場所での殿を務める本多忠勝は討ち死に覚悟であった。 坂の終着地点へ武田軍は, 信玄の近衆.小杉左近を繰り出した。 すでに馬場隊の猛攻により三段構えの内.第二段まで打ち破られた本多隊だった。 忠勝は涙ながらに皆との別れを告げながら戦っていた。 忠勝(皆!!相手は戦国最強の武田軍じゃ!!相手にとって不足は無い!!徳川武士の力見せてやろうぞ!!!) もはや退路も無くした。忠勝隊は.突撃を開始し出したのだった。 小杉隊の鉄砲が火を吹いた。 パンパンパンパンパンパーン!!! 壊滅寸前の本多隊を前に,小杉左近は道をあけさせたのだった.....
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