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「ごめんっ。眠り込んじゃったみたい」
岬は二人に駆け寄るなり、そう言ってきた
「大学生にもなって寝坊すんなよなー。てか、人呼ぶなら言えよっ」
笑いながら野村が言う。
「いや、言うほどのことでもないと思って。別にいいでしょ?」
「あぁ」
その言葉とともに、じゃあ行くぞと言って、野村は校門をくぐって校舎の方へ歩いて行った
優輝と水戸もあとを追う
優輝は少し怖かったが、楽しみでもあった
夜中に友達と学校に来るのも、新鮮味があって良い
確かに怖いが、なかなかこんなことは経験できない
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