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『はぁ?調子に乗ってんのはお前らやろ?だから東中になめられんじゃよ!!』
「桜、もうやめとけ。」
悠輝がとめてきた。
「あぁ?東中?お前ら東中ともめてきたんかい?またいなんことしやがって。お前らで片付けとけよ。」
『なんやお前、ビビってんか?お前はココ、南中の頭張ってんちゃうんかよ!!』
誠と悠輝は黙っている。
「お前、さっきから聞いてたらなんやねん?えらい偉そうやな?お前ら俺らに勝てると思ってんか?」
『お前らヘタレに負けるかぁ!』
山本が顔の近くまで近づいてくる。
「ほな今からやったろか?後で後悔すんなよ?」
『それはこっちの台詞じゃ!』
悠輝が間に入ってくる。
「もう、待て待て!落ち着けって。もうちょっと冷静に話…」
『黙れっ!』
悠輝が驚いている。
「よっしゃ、今日の帰り、中庭来いや。お前ら3人で来いや。」
山本が去っていく。
「桜、お前どないすんねん!!相手は山本やぞ!!お前が知ってる昔の山本とは違うんやぞ!!」
俺と山本は昔、小学生の頃よく喧嘩もしたりして仲が良かった。
『わかってるよ。』
「あいつ、喧嘩慣れしてるぞ。お前いけんか?」
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