南中戦争

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『いけるとか無理とかじゃない。一回喧嘩やって目、覚まさしたんねん。』 「もぉー、なんやねん。」 悠輝がうなだれている。 「サク、このまま山本軍団全員やってしまお!」 『そうやな!!っていうても俺ら3人やったらキツくない?』 「でも、今日喧嘩やで?3人でなんとかせなあかんやろ?もうしばかれるだけやぁ」 また悠輝がうなだれている。 キーンコーンカーンコーン~♪ チャイムがなる。 「まぁ教室に行こか。」 『そうやな。』 俺たちは教室に向かった。 「おはよう!!うわっその顔どうしたん?」 あやが話かけてきた。 『おぅ!あぁ、これ?なんもないで。階段から落ちただけやで。』 「絶対嘘やん!あっ、ケンカでもしたんかぁ~?」 あやが疑っている。 あやが顔を触ってきた。 『ちょっ、コラッ。照れんやん。恥ずかしいわぁ。イヤンッ。』 バレると面倒くさいので話をそらした。 「ハハハッ、なに言うてんのッ。ほんまアンタはアホやなぁ。でも怪我には気をつけなあかんでっ!」 『はぁ~い。』 時間がたつにつれて緊張かわからないが落ち着かないようになってきた。 やっぱり3人じゃ、勝ち目はないよなぁ。
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