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「その時は俺らでやってしまおうや!とりあえずこいつらを東中まで謝りに行かしたらいいやん!」
「無駄やな。慶次が謝って来たらええやん。俺はやめとくわぁ。面倒な事はごめんやわ。」
(あれ?あれれれれ?内輪モメ?)
「ちょっと待てよ!お前ビビってんか!?」
「ほな慶次1人でやれや。」
田中が帰っていく。
田中につられて他も帰っていく。
残ったのは山本だけである。
「桜!!これもみんなお前のせいじゃ!!!」
『はぁ?何でやねん?ほんまにあいつらお前のツレか?』
山本が近づいてくる。
「うるさいわっ!!もう全部1人でやったるわ!!」
山本が大振りなパンチで殴りかかってきた。
『危ないなぁ、いきなりかよ。うらぁぁぁ!!』
俺は山本につかみかかった。
力なら俺の方が上だ。
俺は思いっきり山本を投げ飛ばした。
山本の上に乗ろうとした時、山本が顔に前蹴りを入れてきてひるんでいる間に山本が立ち上がった。
山本が俺の髪の毛をつかんで顔面を膝で蹴り始めた。
「もう、終わりじゃぁ!!」
「サク!!」
「誠っ!今、入ったらあかんぞ!!桜が根性見せてんや!!黙って見とけ!!」
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