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《ガラガラ》
ドアを開けると。
「おーい、俺ら一緒のクラスやで!!」
悠輝がこっちを見て手を振っている。
『おー、よかった!…ん?』
周りから冷たい視線を感じる。
「まぁまぁ、気にすんなって。お前があんまり学校来てなかったからめずらしいんやろ。その内慣れるからほっときや。」
『お、おぅ。』
まさかこんなに冷たいとは…
「まぁこのクラスにあの軍団がいてないだけマシと思っときや。」
『そうやなぁ…。あ、なんか宮崎がさっき言うとったけど俺と悠輝、帰りに中庭に来いってさ。でも行かんやろ?』
「あほか。逃げたら学校行かれへんやろ。まぁ何もないのにいきなりしばきに来ーへんやろ?行こ、行こ。」
『せやなぁ。まぁ行くだけ行こか。』
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