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「はぁーぁ。HR終わったし、中庭行こか。」
『ほーい。』
ガラガラ
中庭に繋がるドアをあけた。
「誰か1人だけいてるわ。」
『あれ誠じゃないん?』
「おー、サクと悠輝やん。あいつらに呼ばれたん?俺らしばかれるんかなぁ?」
こいつは俺の幼馴染みの西田 誠(にしだまこと)。
『ん~。わからんけどまぁなんか言ってくるだけやと思うけど、まぁ無事を祈ろうじゃないか。』
「なんやそれ?」
悠輝と誠が笑っている。
他に呼ばれた奴らもチョロチョロ集まり始めた。
全員で20人ぐらい集まった。
それを見ていたかのように山本軍団が現れた。
「はいはーい。みなさんよく逃げずに集まりましたねー。あれ?小林くんは?来てないねー。あいつはもう死んだねー。」
宮崎がいつものように調子に乗っている。
山本が前に出てきた。
「おぃ、今日ここに呼んだのは別にお前らをしばくために呼んだ訳じゃない、でもお前らはしばく候補にあがりやすいから呼んだんじゃ。この一年間怪我なく平和に過ごしたかったらあんまり調子のった事すんなよ。以上。」
山本が帰っていく。
(くっそー。お前らが一番調子にのってんやん…)
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