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「はぁーい。かいさーん。ばいばぁ~い。」
宮崎が調子乗りながら山本の後を追った。
他の仲間も帰って行った。
「桜、帰ろか。」
『おぅ。』
「悠輝とサク、これからどっか行くん?」
『お!誠もマクド行こや!!』
「行きたい!!行こ!!!」
俺たちは山本に言われた事を黙って聞いていた事に腹が立って愚痴をとか言いたいのだが、悔しくて、悔しくて、学校を出るまではその事を誰も口にしなかった。
「お姉さん、エロスマイル下さい」
悠輝が店員さんを困らしている。
誠は横で爆笑中。
『俺は、最高のスマイルLサイズ6つ』
「6つ!?」
悠輝がツボにハマって爆笑中。
とりあえず適当に頼んで、席に座る。
『あー、あー!!』
「なんやねん。悔しいんか?」
悠輝が俺に問いかける。
『あー、あー!!』
誠がそれを見てまた爆笑中。
『フー。うん、めちゃくちゃ悔しかった。なんも言いかされへんかった自分が悔しかったわ。』
「やなぁ。まぁでもしゃぁーないやろ?1年ぐらい大人しくしとこうや。」
「サク、原チャリ乗りたくない?」
誠が急に話を振ってきた。
『えらい急やな。。乗りたいけど、俺パクリ方も知らんし、乗ったことないねん』
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